奥田研究室 / Kenji Okuda's Lab
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コラム


コキンほんわか集

藤川ケンジによるエッセイ
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コキンほんわか集 巻第十四

# おいおい(2004年5月1日)
 あかんでえ。おれ、前からずっと東京に行くたびに困っていたデパート。○|○|。ハングル? はたまた、宇宙語? 取りあえず、ローマ字で読む習慣があるから。何年間も、「おいおい」って読んでいたんよ。「おー、こないだ新宿のオイオイでなあ、パンク系のジャケット買うてんで」って言うと、「は? 何、オイオイって??」と。「だからあ、あれやん、赤いゼロイチゼロイチ」と説明してやっと、関東人「ああ、マルイのことね」と馬鹿にした顔で答えるわけや。関西人なら「あれで、マルイって読むんか!? それなら、ゼロイチ2つも並べんでもええやん。ほんなら、マルイマルイやん」って絶対につっこむわけ。ところが、これが何といつの間にか神戸三宮に進出してきとんねん。最初の宣伝広告は「○|○|と書いて、マルイと読みます」やって。関西人が読めへんの分かっとるんなら、最初からそんなロゴマークにせんときやー。

# 東洋の魔女(2004年5月14日)
 女子バレーボールの全日本がオリンピック行きを決めた。8年ぶりやで、8年ぶり。おめでとう!! ホンマに強くなったわ、スバラシイ。格好エエ奴らや。気になるんは、監督になる条件は関西弁が使えること? 前の葛和監督なんか、「おいっ、え〜かぁ、ココはお前1本、決めてけ!! 小さくいったらアカンでぇ!!」って、関西弁をその年一番、全国に知らしめた。今の柳本監督も関西弁やんか。おれも監督できるかも。それにしても、肩書きが面白いね。「パワフル・カナ」とか「スピードアンドビューティー」、「プリンセス・メグ」とかね。誰が考えてるんやろう。コピーなら、おれにまかせろ。「ハリセン・ボンバー」「スーパー・オネエ」「袈裟切りくの一」「未来のママさんバレー女王」などが候補。嗚呼、バレーボールやりたくなってきた。ドクター中松のジャンピングシューズ履いて、アターック!!

# パー子(2004年5月21日)
 前々回の「おいおい」。東京の若い読者から「東京でもおいおいって、ゆってるよー」だってさ。ほんなら、PARCO。ずっと「パーコ」って読んでいた。デパートのオーナーは「林家ペーパー」。いっつもピンキーな野郎でさ、2人でバッグと写真を持って店頭に待ちかまえてて。ぺー「お客さん、何月何日生まれ?」、客「9月8日ですけど」、ぺー「あー、9月8日はダウンタウンの松本人志さんの誕生日ね。それから、紺野美沙子さんの誕生日でもあるけどね。他にもフジテレビの福井謙二アナとかね。あと、マイナーなところでは、ジャマイカのローレイン・グラハムという短距離選手の誕生日でもあるね。この日はね、サッカー選手が多くてさ。グランパスの古賀選手に、小久保選手、高松選手に中尾選手、もうサッカーの日にしたいくらいでさ」、客「・・・・・・」、パー子「あーーーーーっ、はっ、はっ、はーー!!」と、なぜか爆笑するわけ。こんなサービスをしてくれるデパートやと思っていたんよ。ほんで、「こないだ、パーコの書店で買うた本が落丁でなあ」というと、関東人「は? ぱあこ?」というんで、「吉祥寺駅前のデパートあるやろ」というと、関東人「あー、パルコのことね」とコケにした顔で答えるわけや。関西人でなくても、あれをみたら林家ペーパーか、パーマンの相棒のパー子と思うやろう。倭の国の人が作ったカタカナにしておけ、看板を。「吉祥寺パルコ」ってな。

# プールにエール(2004年6月12日)
 世の中、知らないことがまだまだあるなあ。おれは反省せなならん。ずっと前から、プール学院っていうのは、水泳専門の学校やって思っていたんよ。徹底した水泳の英才教育。1時間目「着替え」、2時間目「シャワー・洗体」、3時間目「準備体操」、4時間目「自由形」、5時間目「平泳ぎ」、6時間目「バタフライ」とかって感じなんかなーって思っていたんよ。担任が「明日は背泳があるんで、持ってくるものは、耳栓を忘れないように。それから水球もあるんでマイボールを持参すること」とかって終わりの会で言うんかなと。今日は「飛び込み」とか「シンクロ」って日には、生徒の欠席・見学率が高いのかなと。「先生、ノーズクリップ忘れました。シンクロは見学します」って言ったら、「アカン、お前は洗濯ばさみで出席や」なんて会話があるのかと。ごめんね、プールという人の名前やったみたいやね。他に勘違いしていたのは、エール学院ね。「おりゃ、うりゃ、がんばれ、がんばれ!!」「フレー、フレー!!」と応援しまくる学校かいななんてボケつつ、どうせエールさんが作ったからでしょと思ったら、これがまた違うみたい。こっちは本当に応援のエールみたいや。世の中、知らんことばかり。

# ミノーのまむし(2004年6月26日)
 あいつもミノー、こいつもミノー。お前らそろって岐阜県か? 年金の「未納」「未加入」問題。政治家のゆうてること、あほらしい。ミノー問題を「隠れミノ」にして、年金改正法案を通してしまいよって。おれはもう、政治家になれんわな。大体やな、苦学生ってやつは年金支払いを免除申請していたりして、それが受理されているんや。で、社会人になってすぐに払おうとしても、苦学生やってたやつが必ずしもすぐに免除期間中の分を払えるわけでもない。学生時代に借金したりしてる場合もあるしな。でもなあ、もう年金は破綻しているやろ? おれはある確かな筋からそう聞いているぞ。国の法律からシステムから、すべて改革せんとアカンところまで来ているやろ?? 自分らが生きておられる間だけ、なんとかなるような政策はもうやめとけ。子や孫、孫の孫の代まで考えて、世の中を動かさないとアカンで。

# ンゴッ(2004年7月6日)
 ンゴッ!! ビックリして何かのどにひっかかったような擬音語やね。あるいは、新幹線のぞみのトイレのバキューム音みたい。と、思ったら。。。名詞なのよ、名詞。『ン』で始まる単語でもあり、『ッ』で終わる単語やから、まったく馴染めません。この、『ンゴッ』ってのは、タイではポピュラーな果物ね。長い毛の生えたやつ。こんなんが、ホテルの部屋の中で、ウェルカム・フルーツのつもりなんやろうけど、カゴからチョットでも見えたら、「うおわっ、虫やっ!!  キモいっ!!」と思ってしまうで。長い毛が生えてるんよ。恐竜の卵みたい。ってゆーか、ナウシカの腐海の植物にもみえる。『ンゴッ』っていっても、「リンゴ」とは関係ないようやし。それにしても、『ン』で始まる名詞はダメやって。しりとりが終わらなくなるやん。







 



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