奥田研究室 / Kenji Okuda's Lab
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コラム


コキンほんわか集

藤川ケンジによるエッセイ
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コキンほんわか集 巻第四

# チンパンジーに会うんかい(2002年8月29日)
 不思議な会話が世の中には存在するものやな。
 「これから何するの?」「これから人に会うんです」 人に会うって、人以外に会うことあんの?
 「今どこにいるの?」「今、道にいるんですけどー」 いや、だからどこって?
 「何しにいくの?」「いやちょっと物を買いに」 何を買うねん!!
 「どうだった?」「すごい!!」 すごい何やねん。英語でいったら“It's very.”しか言うてへんやん。
 「(夕方7時に)何食べてるの?」「うん、夕食」 メニューを聞いとんねん!!
 ええ加減にせい!!

# 過疎地の看板(2002年9月4日)
 人口4000人を切った過疎地。町を走っても誰にも出会わない。のどかやなー。なんていう町名なんやろう。おっ、看板が出てきたで。なになに・・・。
 「あいさつを ひろげてあかるい ○○町」
 っていうか、挨拶したくても誰もおらんやんけ!! もうちょっと町の実態に合わせた標語にせんとあかんやろ。たとえば・・・
 「あいさつが めんどうな奴ぁ ○○町」「ぶつかりの トラブルありえん ○○町」「いい空気 あかるく吸い込む 我が肺に」「かそちでも いざというときゃ かそチカラ」 キャッチコピーを依頼したい方はご相談下さい。いなせなものからブラックなものまで何でもござい。

# 絶対の絶対は絶対なのだ(2002年9月9日)
 ある偉い先生がのたまった。学生が「絶対、○○ですよ」と言ったとき、「絶対というものはこの世の中には『絶対に』存在しません、ありえません」。しかし、その先生も人に依頼するときは「『絶対に』10時5分までに玄関に集合するように」などと仰います。学生の自分が遅刻してしまったら「絶対というものはこの世の中には無いんでしたよね」と言い訳してやろうと思っていたら、なんと先生が15分遅れ。うーん流石や流石。この世の中に「絶対というものは絶対に無い」を実践されておられるのだ、と感心しました。

# カリー・ザ・シャーベット(2002年9月12日)
 余ったご飯をラップにつつんで冷凍しておくことはええこっちゃ。でも、カレーのルーを冷凍する場合、解凍するときには注意を要する。電子レンジでチンする際、長くかけすぎると焦げてしまう。焦がすのは恋心だけ、ルーだけは焦がすまいと心に決め、おごそかにチンしたら、ちょうどええあんばいに出来上がったので召し上がったんやけど。美味いやん、なかなかどうして。でも、「シャリ」って? この冷たさこの歯ごたえ。。。シャーベットやん!! カレー風味の。というか本物カレー100%のシャーベットやで。やっぱりカレーのルーを解凍するときには細心の注意を払うべし。

# 最低なんて言うなんて最低よ(2002年9月19日)
 こんなんもあるよな。「他人のこと最低なんて言うなんて、あなたなんか最低よ!!」って。自分のことはどうやねんっちゅうのに。他にも「汚い言葉吐くんじゃねーよ、バーカ」とか。江戸っ子も「この馬鹿野郎!! 人様のことを馬鹿なんていうもんじゃねえってんでぃ」などと言いそうやな。それとか「コラッ!  大声出すな!!」とかな。お前がうるさいねんって。みーんな自分が見えてへん。

# 偶数はダメ(2002年9月23日)
 マイナスイオンって流行ってるやん。ほんまにそんなもん出てるの? どうやら電化製品以外からはほとんど出てないらしいで。「マイナスイオンリング」ってあるでしょ。シリコン製のブレスレットな。あれは気をつけたほうがええ。付けるなら1コにしとくようにな。2コ付けたらマイナスとマイナスでプラスになってしまうやん。オレ、中学のときにそう習ったもん。だから2コ付ける人はもう1コ増やして3コにしろよな。偶数はアカン。プラスイオン発生の原因になる。どうしてもオレはそう思ってしまうんや。

# 豚の耳に英雄? 根っこにコープランド(2002年9月26日)
 こんな実験があったそうな。A群のイチゴにはクラシック音楽を、B群のイチゴには軽音楽を、C群は統制群で何も聴かさず栽培する。どの群も音楽以外の条件は同じである。収穫後、これらのイチゴの味に差はあるのかっちゅうのを検証するわけね。で、結果はクラシック音楽を流して栽培したA群のイチゴが一番美味しかったらしい。クラシック音楽の中でもモーツァルトがええんだそうな。。。この実験、元の論文が欲しいねんけど見つからへん。そういうクラシック栽培系の農園はホンマに存在するんよ(たとえばこちら)。そういうのをウリにするなら、今後、以下のもアリかもね。たとえば、モーツァルトいちご、ホアキン・ロドりんご、バッハバナナ(響きがええね)、シューベルトマト、ブラーム西瓜、サン=サーンすもも、チャイコフスキャロット、フォーレンコン、スメタナス、ムソルグさつまいも(根っこにコープランド?)、シューマンゴー、ドヴォルざくろ、メンデルスゴーヤ、ホルストもろこし、ドビュッショウガ、ベートーベーコン(豚の耳に英雄?)、ヨハン・シュトラ牛、プッチーニプリン、ショパンパン、ハイドン甘栗、ラフマニの麩、滝廉太郎わさび。。。商品化を考えている企業は連絡を。

# タマちゃんはおっちゃん?(2002年9月28日)
 多摩川や鶴見川に出没しているアゴヒゲアザラシ。「タマちゃん」の愛称で連日、リバーサイドの人気者。川沿いには見物客が群がっとるし、ワイドショーも他にネタが無いのか「きょうのタマちゃん」みたいな情報を発信しとる。でもな、最近こんな情報がまことしやかに流されておるんやぞ。実は、タマちゃんは「おっちゃん」やった。あまりの猛暑のために、おっちゃんがアザラシの恰好をして泳いでいたら、最初に見つけた子どもが「アザラシだー!!」と叫んだことが事の始まり。サービス精神旺盛なおっちゃん、子どもの夢を無くさぬよう今でもずっとアザラシを演じているという。ときどきいなくなることがあるけど、それはハローワークに行ったり、露天商からアガリを分けてもらったりしとるからやって。そう、だからこれからタマちゃんを見るときはよーく注目してみて。ほら、あの顔。おっちゃんやん。







 



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